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7月30日、南堺署で特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとしてセブンイレブン堺若松台1丁店のアルバイト店員上村亮介さんと、泉北三原台郵便局職員の北尻絢子さんに、武市署長から感謝状と同署のオリジナル色紙が贈られた。
6月23日、同コンビニに来店した高齢男性がグーグルプレイカードがあるか尋ねた。対応した上村さんが必要な金額を聞くと、男性は6万円分と言った。
高額だったため、用途を尋ねると「パソコンがウイルスに感染、画面に出た電話番号にかけると、相手はマイクロソフトを名乗る人物で、解除するにはセキュリティソフトが必要、グーグルプレイカードを買いコードを送るよう言われた」と話した。
詐欺を直感。男性を引き留め、店長に相談し警察に通報。被害を未然に防いだ。
同コンビニ店長川上さんには、過去2回、同様の詐欺被害未然防止で感謝状が贈られている。
6月24日、同郵便局の事務室に勤務していた北尻さんはATMコーナーから聞こえてきた携帯電話のプッシュ音が気になり防犯カメラの映像を見ると、高齢女性が携帯電話を掛けながら操作をしており、詐欺を直感。
女性に声をかけると「役所から医療費の還付金があるが、操作がわからないから教えて」と話し、北尻さんが電話を替わるとすでに切れていた。局長に相談し、警察に通報。被害を未然に防いだ。
武市署長は「よく声を掛けていただき、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
今回から、同署地域課地域総務課が独自に作成した「声かけ協力店」と書かれた直筆色紙を感謝状と共に贈呈した。