[泉北]今年の路線価、泉ケ丘駅前は10年前に比べ5%下落 和泉中央19%上昇

投稿者 記者・ 藤原

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 国税庁が7月1日に公表した2021年の路線価によると、泉北タウンの各駅前や和泉中央駅前は昨年と同じ水準を保った。10年前と比べると、泉ケ丘駅前は約5%下落し、和泉中央駅前は約19%上昇している。

 泉ケ丘駅の泉ヶ丘センタービル前とパンジョ前は一昨年、それぞれ2・9%上昇し18万円(1㎡当たり、以下同じ)に。北側商店街前は同じく3・3%上昇して15・5万円になった。昨年、今年と同じ水準で価格に変動はない。

 栂・美木多駅のトナリエ前と光明池駅のサンピア前も昨年、今年と変動はなく、13・5万円と14万円。

 近隣センター前14か所のうち、昨年は庭代台のみ下落。今年は三原台、槇塚台、御池台、城山台を加えた5か所で下落した。

 和泉中央駅のエコールいずみ前は、一昨年3・3%上昇し15・5万円となった。昨年、今年と同じ水準で価格に変動はない。光明台センター前は1・6%下落。

 その他主要駅では、昨年16・7%上昇した堺東駅前が3・2%、同じく15・2%上昇した中百舌鳥駅前が1・9%それぞれ下落した。

 10年前と比べると、泉ヶ丘センタービル前とパンジョ前が5・3%(1万円)、北側商店街が6・1%(1万円)下落。トナリエ前が10・0%(1・5万円)、サンピア前が9・7%(1・5万円)下がっている。

 エコールいずみ前は19・2%(2・5万円)上昇し、光明台センター前は8・8%(0・6万円)下落している。

 近隣センタ―前は全て下落。城山台13・8%(1・2万円)と赤坂台13・1%(1・1万円)の2か所が二ケタ台の下落で、その他の12か所は8・3〜2・2%下がっている。

 今年の路線価は新型コロナウイルス感染拡大の影響をうけ、大阪府では平均変動率が前年比マイナス0・9%で、8年ぶりに下落した。堺税務署管内の最高路線価は堺区三国ケ丘御幸通(堺東駅前)61万円、泉大津税務署管内では和泉市府中町1丁目(市道和泉府中南通線)16万円。 

 路線価 道路上に面した土地1㎡当たりの評価額。相続税や贈与税の算定基準になる。1月1日時点で前年1年間の地価の動きを踏まえ、公示地価の8割程度を目安に国土庁が算出。税務署で閲覧できる。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年8月13日)時点のものです。

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