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大きく口を動かして、お腹の底から声を出すことで、認知症予防や誤ご嚥えん予防にも効果があると注目の「健
けん口こう体操」。兵庫県や大阪市内でも指導する、フリーアナウンサーで音読講師の北優子さんが、河内長野で主宰するのが「元気が出る!いろは音読サークル」だ。
歌舞伎十八番の「外郎売」や北原白秋の「五十音」、高村光太郎の詩などを、皆で大きくはっきりと音読。慣れたら速めの音読にも挑戦。また、北さんのカウントに合わせて指を1本ずつ折ったり、腕を曲げ伸ばしするなどの脳トレ体操も。合間にはお茶タイムもあり、笑い声の絶えない、和気あいあいとした空気が流れる。
「声の印象で見た目年齢も変わります。健口体操をすることで、滑舌良く、若々しい声が出せるようになりますよ」と。また、口や舌が動きやすくなることで唾液の分泌が促進されるほか、表情筋を鍛えることで顔のリフトアップ効果も期待できるそう。参加者は「しゃべりやすくなって、気持ちまで積極的になりました」「友人に若くなったねと言われます」と笑顔で語る。
毎月第4木曜、10時からと11時15分から。ミュージックハウス猫太郎(河内長野市松ケ丘東)で。参加費1回千円(初回のみテキスト代別途)。問い合わせは北さん090・5644・8254