記者・ 冨尾
鳴子を軽快に打ち一糸乱れぬ群舞で観客を魅了するよさこいグループ「12Twel舞」（トウェルブ）。２０１２年に結成し、近畿だけでなく全国のよさこいイベントに積極的に参加している。 ８月26・27日に行われた「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい２０２３」では、今年の新曲「ナチュラル」をお披露目し、沿道から拍手と歓声が送られた。 「ナチュラル」という音楽記号には元に戻すという意味があり、「12年目の今こそ、原点に立ち戻ろう、そして少しずつ前を向いて進んでいこうという決意を込めました」と代表の瀬野峰子さん（和泉市緑ケ丘２丁目）。 大旗の舞う中、黒の衣装にピンクとグリーンのかつらという斬新ないでたちで、壮大でリズミカルな踊りから羽衣をまとった天女のような静かな舞へ。瀬野さんのアイデアから生まれる、毎回趣向をこらした振り付けと衣装は、多くの賞を受賞している。 取材日は、10月15日の「泉州ＹＯＳＡＫＯＩゑぇじゃないか祭り」に向けて熱気あふれる練習が続いた。ステージでのフォーメーションを確認したり、パレードでの隊列のスピードを調整したり。全員が笑顔を絶やすことなく最後まで踊り切った。
中学生〜70代までが活躍
現在、中学生から70歳代まで幅広いメンバーが活躍しているが、来年の新曲のために一緒に踊る新メンバーを募集している。練習日は月曜（和泉中学校）・木曜（国府小学校）、午後７時〜９時。月会費２千円。０９０・３２７１・５６８０（瀬野さん）
記事中に掲載されている情報は掲載日（2023年11月4日）時点のものです。
