歌詞を手話で表現しながら楽しく歌う、手話歌サークル「向日葵(ひまわり)」。18年に発足し、現在メンバーは18人(うち、ろう者2人)。ママと一緒に参加している1歳の子から、最高齢96歳まで、メンバーの顔ぶれは豊富だ。
指導するのは、手話歴25年以上の桝本正美さん(藤沢台)。会の始めは、軽い体操と50音を手話で表すことから。そして、歌詞の手話の練習をした後、実際に歌いながらの手話に挑戦。ゆっくりのスピードから始めるので、誰でも気軽に楽しめる。『上を向いて歩こう』、『赤鼻のトナカイ』など、選曲は皆で話し合って決める。「手話を何度忘れても大丈夫よと桝本さんが優しく言ってくれるので続けられます」とメンバー。
和気あいあいと笑顔あふれる雰囲気の中心は、最高齢の松本正さん(96歳)。2年前から手話歌を始め、今では会のムードメーカーに。福祉施設への慰問の他、年に2回の体験会も開催し、楽しく取り組める手話の普及に努めている。
メンバー募集中。毎月第1・3水曜、10時〜12時。金剛公民館第1講座室で。会費は年間2400円(月200円)。見学・体験随時。初心者歓迎。子連れ参加OK。
問い合わせは松本さん090・4902・3923
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年5月20日)時点のものです。