[堺市南区]還付金詐欺急増、市職員かたりATMへ誘う・南堺警察署

投稿者 記者・ 松林

※写真はイメージです。

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南堺署管内では、今年に入り還付金詐欺が急増。「区役所の職員、市役所の保険課」などをかたる人物が電話をかけ「医療費の還付金がある・保険料を払いすぎている」などという話をした後、銀行口座を聞き出してATMに誘い出す。携帯電話で操作を指示し、還付金を振り込むと見せかけて実は振り込まされているもの。時間がないと焦らせたり、数回にわけて高額な被害に遭うケースも多い。

2月13日南区の高齢女性が約147万円の被害、同月16日には南区内の高齢女性が約150万円の被害にあった。

今年に入り3月2日現在、アポ電(詐欺の犯行前の不審電話)の同署への相談は55件、被害は11件で、昨年より早いペースで増加している。
不審電話は同じ地域で連続して発生し、これまでに原山台、新檜尾台、若松台、三原台、片蔵、竹城台、小代、鴨谷台、宮山台、晴美台、桃山台、庭代台、和田地区など南区内のほぼ全地域で相談があり、同署ではその都度安まちメールを配信し注意を呼び掛けている。

昨年から流行しだした、パソコンがウイルスに感染したといって修理費用を求める「サポート詐欺」はコンビニによる声かけ協力や啓発活動の浸透によりやや減少傾向ではあるが予断を許さない。

他にも年金事務所や警察官をかたる電話、キャッシュカードをすり替えられる詐欺も発生している。

不審な電話は、官公庁が閉まっているはずの土日や夕方にかかってくることも多い。
おかしいと気付いて電話を切り被害にあわずに済む人も多い。「役所・警察・銀行・還付金はキーワード。
電話でお金の話は絶対に疑って。焦らずに、折り返しかけるといって電話を切り、警察や周囲の人に相談を」と同署生活安全課では広く注意を呼び掛けている。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年3月18日)時点のものです。

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