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9月23日、大阪サヤマ自動車学院で高齢者を対象とした安全運転教室が開かれ、大阪狭山市と河内長野市の市民約20人が参加した。
3階ホールに集まった参加者はまず「クイック・アーム」「クイック・ステップ」という交通安全機材で両手、両足の俊敏性を計測。黒山署交通課の警察官から説明を受け、参加者は楽しみながらも真剣に取り組んでいた。計測後は印字された結果シートがそれぞれに手渡されたが、中には40歳代の俊敏性を記録した高齢者もいた。
その後、教習所敷地内のコースを学院の教官とともに一回りし、日ごろ自分では気づかない運転の癖などにアドバイスを受けるなどした。
大阪狭山市から参加した中尾光子さんは20歳ごろに免許を取得し、50年以上のドライバー歴を持つが、教室には毎年参加しているという。この日、運転したのは普段乗っている軽四輪とは車幅も仕様もまったく違うセダン。最初は戸惑ったと話しながらも、丁寧な運転で難なくコースを一周していた。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年10月15日)時点のものです。