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原山台1丁のUR団地集会所で、地域の人々が集まり交流できる拠点「わいわい広場」を開催している。近隣の高齢者がおしゃべりなどを気軽に楽しみ、情報交換の場になっている。
同団地では居住者の入れ替わりが多く、また自治会がないため、住民同士のつながりが薄い。一人暮らしの高齢者も多く、家で閉じこもらないように、顔見知りを増やして楽しく過ごす場所を提供しようと、今年2月から始まった。
発起人で民生委員の池端博子さん(原山台1丁)は、3年前に御池台から引っ越してきて、住民同士がつながる場、気軽に集まれる場が必要と感じた。御池台に住んでいる時も、19年に高齢者の交流拠点「ふれあいサロンひなた」を府営団地内に立ち上げ、住民同士のコミュニティづくりに貢献した。今回も同様に交流拠点を作ろうと、南第2地域包括支援センターの協力を得て、広場開催が実現した。同団地に住む新家千明さん(原山台1丁)もボランティアスタッフとして、池端さんと二人三脚で活動している。
取材日は、堺市南警察署から特殊詐欺対策の話や南基幹型包括支援センターから熱中症対策の話を聞いた。また堺市の介護予防プロジェクト「堺サンドイッチキャンパス」のコーヒー講座で学んだマイスター二人が、入れたてのコーヒーを参加者に提供した。「誰でも気軽に参加でき、知り合い同士がお互いに声をかけあうゆるい見守りにつながれば」とスタッフ。
第4火曜日10時〜12時、UR泉北原山台団地集会所で。