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劇団かんふぁは下は小学2年から70代までが仲良く活動する和泉市の市民劇団。2003年春、和泉シティプラザの弥生の風ホールこけら落し公演『いずみなる谷山池の物語』で結成。2019年、和泉市でミュージカルの活動をしていた劇団ドキドキと合併し、現在の形になった。「和泉市に根差した劇団ということで、和泉市の木である楠(英語camphor tree)にちなんで『かんふぁ』と名付けました。楠のように、小さな力のひとつひとつが大きな力へと繋がるようにという願いがこめられています」と代表の野玉茂則さん。
劇団かんふぁは和泉市文化祭に毎年出演していて、今年は11月20日に漫画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(押見修造作)の舞台化に挑む。学生時代ならではの痛みや葛藤を描いて共感を呼び、2018年に南沙良主演で映画化もされた人気作品。演出を担う野玉さんが副演出と共著で脚本化、アレンジしたかんふぁオリジナルという意欲作となった。「24人全員が地元で演劇を楽しんでもらえるようにという想いで舞台に上がります。ぜひ見に来てください」
11月20日10時半〜(10時開場)、15時半〜(15時開場)開演。会場は和泉シティプラザ・弥生の風ホール。入場無料。
問い合わせ=野玉さん 090-6603-3933