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大阪狭山市出身の女流棋士・西山朋佳さん(26歳)が、『白玲(はくれい)』のタイトルを獲得し、4冠を達成した。
昨年、新設された「第1回ヒューリック杯白玲戦」。女流タイトルでは8つ目となり、賞金1500万円は史上最高額。女流棋界最高峰といえるタイトル戦が今年9月から、西山さんと渡部愛女流三段との間で行われた。女流棋戦では初めての7番勝負だったが、西山さんが4連勝と圧倒し、見事、初代白玲のタイトルを手にした。
これで西山さんは、白玲・女王・女流王座・女流王将の4つのタイトルを保持。自己最多の4冠達成を果たし、「ここまで着実にタイトルを増やせていけたと感じている」と語った。女流棋界は、8つのタイトルを西山さんと里見香奈女流四冠が分け合う形となった。
今年8月に、大阪狭山市の観光大使にも就任した西山さん。大阪狭山市役所で行われた観光大使委嘱式では、白玲戦について「観光大使になって初の大舞台。良い結果をご報告したい」と語っており、まさに有言実行となった。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年11月5日)時点のものです。