多治速比売神社で文化財防火デーの1月26日、南消防署との合同消防訓練が行われた。
消防隊員18人と、神社関係者と役員らで組織する自衛消防隊員12人が参加。「境内北東の雑木林より出火、強風にあおられ重要文化財である本殿に火が近づいている」という想定で訓練を行った。
国宝や重要文化財建造物がある堺市南区内の櫻井神社・法道寺・多治速比売神社の3寺社では1年ごとの持ち回りで、南消防署との合同消防訓練を文化財防火デーの頃に行っている。
訓練にはタンク車2台、ポンプ車1台などが出動。神社関係者らは火災を発見してすぐに119番通報、避難誘導、消火活動を開始。
消防車が境内に到着すると、タンク車から伸ばしたホースで左右2か所から実際に放水が行われた。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年2月15日)時点のものです。