[堺市南区]徘徊防止のシールに名前や連絡先を登録 スマホで読み取り位置情報を送信「ココ!ヨミトリーナ」

投稿者 記者・ 冨尾

庭代台実証実験

庭代公園で11月24日、徘徊防止シール「ココ!ヨミトリ―ナ」の実証実験が行われ、近隣の住民などが参加した。

認知症高齢者の増加に伴い行方不明者が増えている近年。もし家族が行方不明になっても困らないために開発されたのがヨミトリーナ。二次元バーコード付きシールで衣服に貼り付けるだけで洗濯も可能。名前や電話番号のほか、既往歴などの情報も入力できる。行方不明時に発見者が二次元バーコードを読み取れば、家族に位置情報などが伝わるしくみになっている。

実証実験では、参加者が行方不明者・家族・発見者になり、実際にシールを読み取って使い方を学んだ。参加者から「シールをどこに貼るのがいいか」などの質問も出て、熱心に議論しあった。

介護者の負担軽減に

「介護者の負担を減らしたい、高齢者も家族も安心して外出してほしい」との思いから生まれたヨミトリーナ。開発者の一般社団法人さかい介護連携促進協会の代表理事・上野禎よし実みさんは、「ヨミトリ―ナを広めて、困っている高齢者の服についているシールをスマホで読み取るのが当たり前の世の中にしたい」と。

現在クラウドファンディング実施中。1月31日まで。https://camp-fire.jp/projects/714027/preview?token=25g6nfuw

さかい介護連携促進協会072・268・5200

ココ!ヨミトリーナ
クラウドファンディング
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年1月10日)時点のものです。

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庭代台実証実験
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