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11月20日、光明台3丁目老人集会所で第34回シルバー展が開催。近隣在住のシルバー世代による渾身の作品が集まった。
今回の最高齢出品者は92歳の古村政昭さん。古村さんは今年、光明台南校区全般を見守る青色防犯パトロール隊で現役最年長として記事(6月23日号)に登場いただいた。元々幼少からアートが好きで、垂水に住んでいた40代の頃から油絵を、その後大阪転勤を機に彫刻を始めたそう。今回出品したのは塑造(そぞう)の習作。「妻も小さい時から絵が好きで、隣に展示している静物画は妻の作品です。家の中が石膏や絵の具でいっぱいで」と笑った。
ふれあい会の早川馨さんは来年の干支(えと)「卯」にちなんで、「月南天うさぎ」の水墨画模写を出品。「模写でも自分なりに描くのがモットー」とのことで、うさぎのキラキラした瞳が愛らしくオリジナリティいっぱい。
カラフルな花の絵は水彩画クラブはつらつ会の大橋由里子さん。娘家族が誕生日祝いに贈った花の絵を家に飾ってくれていて、その喜びを励みに、〝新しい花を買ったら即描く〞を続けている。「孫の水彩絵の具を再利用。カチカチになっても使えるのでエコな趣味です」とニッコリ。
他にも書、パッチワーク、さをり織りなど凝った作品がズラリと並び、訪れた人の目を楽しませた。