[堺市南区]大蓮公園の窯跡見学 陶荒田神社ゴールの5キロ・歴史ウォーク

投稿者 記者・ 浅利

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NPO法人堺観光ボランティア協会が11月26日に開催する〝幻の陶器の里を巡る〞歴史ウォーク「古代の陶邑(すえむら)巡り」の参加者を募集している。同協会の南区と中区の会員による「南地域の会」が練り上げた、新たな観光案内ルートを歩く。泉ケ丘駅前から窯跡やゆかりの寺社を巡って、昼食場所では「すえむらの会」制作の現代須恵器の展示販売も行われる。

百舌鳥古墳群と同じ時代に、泉北丘陵にあった多くの窯で組織的かつ大量に生産されていた須恵器。泉北ニュータウンにあった窯跡は、ほとんどが破壊埋没してしまったが、大蓮公園には最大規模の窯跡が復元保存されている。歴史ウォークでは窯跡を見学した後、泉北の緑道を楽しみながら陶工たちが帰依した大須恵山高倉寺と、祖神を祀った陶荒田神社へ。約5キロの行程。近くの上之自治会館で各自持参した昼食後は、バスで深井駅へ向かうか泉ケ丘駅まで約2キロ歩くかを選ぶ。

企画に携わった小川正夫さん(御池台)は「泉ヶ丘を拠点とした陶邑巡りのコースを今後定着させていきたい」と期待を寄せている。参加費500円、定員先着50人。マスク着用で。歴史ウォークに関連して12月3日10時からと2時からの2回、堺市博物館で展示品説明会「陶工たちの遺産」も行われる。入館料のみ必要。詳しくは同協会HPで。

申し込みと問い合わせは電話072-260-4441、メールsakaikanbo@joy.ocn.ne.jpで申し込む場合は件名を「陶器の里を巡る」とし、希望日時、氏名記入して送信。複数人の同時申し込みは代表者名・電話番号・住所と全員の名前を。公式LINEからも申し込める。

 

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年11月7日)時点のものです。

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