[大阪狭山市]シニア音楽祭が有終の美 通算7回、ピアノや歌の研さんに成果

投稿者 記者・ 山本こ

シニア音楽祭

9月24日、さやかホールで「第7回狭山シニア音楽祭」が開催された。参加条件は、65歳以上であること。74人の参加者が、ピアノや歌・ギター・篠笛など、練習の成果を披露した。

ピアノで弾き歌いをした松澤政彦さん(87歳)は、80歳からピアノの弾き語りに挑戦。妻の介護で2年間の中断がありつつも、『愛燦燦(さんさん)』を抑揚たっぷりに歌った。前奏や間奏にバッハの『主よ、人の望みの喜びよ』のピアノ独奏を組み込むなどの独創性も見せ、会場の喝采をさらっていた。

ピアノの伴奏で『手のひらを太陽に』を歌った「ぴあねこの会」は、7人でオリジナルの振り付けも披露し、会場からは自然と手拍子が。また、『愛の讃歌』や『バラが咲いた』『あなた』などの往年の名曲が演奏されると、一緒に口ずさむ観客もいた。

ホワイエでは保護猫活動団体など猫関連の7団体が参加した「ねこマーケット」も同時開催された。

2016年に開始した同祭も今回が最後となり、参加者からは「来年も出演したかった」と、惜しむ声が上がった。

主催の三上香子さん(61歳・池尻自由丘)は、「シニアの音楽愛好家の発表の場が増え、同年代で励まし合い、共に研さんを深めるという同祭の目的は果たされたと思います」と、感慨深げに語った。

今後も大好きな猫と音楽を共に楽しめるイベントを企画しているという。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年1月16日)時点のものです。

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