[堺市]今春実施の全国学力テスト、中3英語平均上回る

投稿者 記者・ 髙見

学力テストなどイメージ

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小6国算平均下回る 考えをまとめる力に課題

文部科学省が実施した、小学6年生と中学3年生が対象の2023年度「全国学力・学習状況調査」(4月18日実施)の結果が7月末に公表された。

堺市の小6生平均正答率は国語65%、算数62%で、国語、算数ともに全国平均を下回った。算数では図形問題の正答率が高かった。国語では考えをまとめて書く力に課題がみられる。

今年度は中3生対象に4年ぶり2度目となる英語のテストが実施された。中3生の平均正答率は国語67%、数学50%、英語46%。国語と数学は全国平均を下回った。
一方、英語は全国平均を上回り、中でも「書く」技能は平均正答率が高かった。
年度によって難易度や出題範囲が異なるため過年度の結果と単純に比較はできないが、全国平均正答率との比較で考察すると前回英語が実施された19年度より英語は0・9ポイント上がった。

中3生の学習状況調査(アンケート)で、授業の内容はわかりやすいかという質問に「よくわかる」と答えた生徒は国語、数学、英語の全科目で全国平均より6・1ポイントから7・5ポイント高かった。また、学習したことは将来役に立つと考える生徒が全国平均よりも多かった。

和泉市は今月末

今回文部科学省が公表したのは全国、都道府県、政令指定都市の結果。和泉市は10月末頃に公表予定だ。

※「全国学力・学習状況調査」は小学校中学校の最終学年を対象に文部科学省が実施。全国規模で平成19年度から行われている。試験だけでなく学習に関するアンケートも実施され、児童・生徒の学習到達度や学習状況を把握し教育成果や課題などを分析、改善を図ることが目的。

学力テスト
※文科省の発表では全国平均のみ小数第1位まで
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年10月6日)時点のものです。

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