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今年4月9日実施の堺市議会議員選挙における選挙運動費用収支報告書が堺市選挙管理委員会で8月から閲覧できるようになった。
本紙では南区選出議員の公費負担額のうち、差異のある項目を抽出し別表の通りまとめた。
選挙用ポスターは区ごとに公費で支出できる限度額が決められており、南区の場合は81万7722円。ポスター掲示場数は171か所で、張り損なったり汚損した場合などを考慮し、各候補者が印刷枚数を決める。
燃料費は一日につき7700円で選挙期間の9日を乗じた6万9300円が公費支出の限度額。公職選挙法施行令で一律に決められているが、区ごとに選挙を実施する堺市では走行距離が短くてすむため、全体的に支出限度額より低く抑えられている。
選挙運動用自動車の借り上げの限度額は一日当たり1万6100円で9日間で14万4900円が限度額となっている。
ポスターの印刷枚数が掲示場数の2倍になっている小堀議員(高倉台)に張り替えを行ったのか聞いたところ「多めに準備したのは選挙妨害を受ける危機感があったからで、実際一部のポスターが破られた」と答えた。
同様に300枚を超える信貴議員(野々井)にも電話取材を試みたが、堺市議会事務局ホームページに「連絡先」として公開されている電話番号に数回かけたが一度もつながらなかった。