[堺市]昨年南区、死亡が出生の3倍超 1229人も減る

投稿者 記者・ 原

堺市役所

堺市の人口は2012年6月の84万2988人(堺市推計人口より)をピークに減り続け、今年2月1日現在の人口は81万163人。うち南区は13万1437人。

ここ数年で見ると、転入、転出による変動(社会動態)よりも出生、死亡による変動(自然動態)が大きくなっている。23年、堺市では5204人が生まれ、1万224人が死亡。死亡が出生の2倍となった。

同じ年を南区でみると、545人が生まれ、1774人が死亡。死亡が出生の3・3倍となり、自然動態だけで1229人も減少した(表参照)。

南区を経年推移でみると20〜23年の4年間だけで死亡数は1・2倍となり、出生数は0・8倍となった。
また、約20年前の04年と比べると、南区の死亡数は1・7倍に、出生数は0・4倍まで減り、少産多死時代の只中にあることが明らかとなった。

5月9日号2面人口

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年5月10日)時点のものです。

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