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住民は転居済み URや地権者との調整難航
独立行政法人都市機構(UR)による公的賃貸住宅の建て替えに合わせて計画されている泉ケ丘駅前北広場(コノミヤ側)の再編整備が遅れている。
「泉ヶ丘駅北側広場整備事業」と名付けられた同事業は、堺市が計画している泉北ニュータウン駅前再編整備事業(2023年9月更新)の一環。
同市とUR、地権者で協議が重ねられているが、大がかりな工事が必要となるなどで見通しが立たず、昨年に全住民が移転し建物だけとなった泉ヶ丘駅前団地の解体着手も未定だ。
URの同団地は14階建てと10階建ての2棟で構成された全627戸。老朽化と耐震基準も満たしていないことなどから2019年、廃止が決定した。
住民たちのほとんどは、同機構の団地再生事業により2023年に完成した泉北内で初の建替後新築UR賃貸住宅「泉北パークヒルズ竹城台」に移転。同年3月には全住民が転居した。解体後の跡地の利用も未定だ。
第2駐車場前の竹城台1丁では、URが団地西側エリアに建て替えによる集約を計画。後工区の解体工事がスタートしている。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年1月31日)時点のものです。