［堺市南区］原山公園の「屋外プール」今夏オープンに向け準備　コロナで２年延期

記者・山本裕

2020年のプレイベントの様子（写真：冨尾）

2020年のプレイベントの様子（写真：冨尾）

2020年のプレイベントの様子（写真：冨尾）

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スライダーを２本設置　流れるプールや幼児用も

原山公園内に整備された原山公園の屋外プールがいよいよ、今年の夏にオープンすることになりそうだ。屋外プールは20年７月にオープンする予定だったが、新型コロナの影響でオープンが延期。昨年も感染拡大の対策で中止された。

堺市の公園監理課では、新型コロナ感染症の拡大状況を見ながら、原山公園を含め市内の市民プールを開催するか検討を進めている。原山公園では、市から運営を委託されている業者がオープンに向けて準備を進めているという。

原山公園は20年９月に全面オープンしたが、屋外プールは初めての正式営業となる。しかし、新型コロナの感染対策もあり、お披露目を記念した大々的なイベントなどは控える予定だという。

原山公園の屋外プールは、近畿大学医学部移転のために廃止された泉ヶ丘プールの代替施設として整備された。当初は20年７月１日のオープンの予定だったが、新型コロナウイルスの影響で施設整備やスタッフの研修などの準備が間に合わなかったこともあってオープンが延期。８月に希望者を募って、２日間だけプレイベントを開催した。

昨年も新型コロナ感染対策のため、原山公園を含めて市内の市民プールはすべて営業中止となり、イベントも開催されなかった。

原山公園プールは滑走距離１２４メートルと１０７メートルの２本の巨大なウォータースライダーが特徴で、スライダーを取り囲むように流れるプールがある。

幼児用プールには、屋根の上に大きなバケツが設置され、水がたまると大量の水が流れ落ちてくる。

原山公園の屋外プールの利用料金（税込み）は、高校生以上９００円▽中学生５００円▽小学生３００円▽65歳以上４５０円。乳幼児や障害者手帳を持っている人は無料となっている。