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狭山タウン 子どもは10人に1人
狭山ニュータウン(西山台・大野台)では22年12月末現在、65歳以上の高齢者が前年同様、人口の約40%を占め、高齢者が子ども(14歳以下)の4倍となる。
狭山ニュータウンの人口は前年より220人減少し、1万4481人。市全体の人口の約25%にあたる。
総務省統計局によると、総人口に占める高齢者人口は、29・1%(22年9月現在)。大阪狭山市の高齢者人口率は28・0%でニュータウンの高齢者の占める割合が高いことがわかる。
一方、子ども人口の占める割合は、総人口の11・7%(22年度4月現在)とされているが大阪狭山市では、13・7%とやや高い。中でも池尻中は前年より0・4ポイント上がり17・7%と増加傾向。池尻地区や狭山、金剛は12%を超えているがニュータウンは依然10・2%と低水準となる。
市全体の人口は5万8292人で前年より204人(0・3%)減少した。
子どもが84人(1・0%)、大人が131人(0・4%)減り、高齢者が11人(0・06%)増加となった。
市は、第五次総合計画において15年から45年の30年間で12・8%の人口減少率を推計している。30年には人口の将来展望を定住人口5万7400人、出生率2・7人を目指すとしている。