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1月1日に発生した「令和6年能登半島地震。1月5日、富田林市は同市寺内町と同様に伝統的建造物群保存地区(輪島市黒島地区)を有する石川県輪島市に支援物資を届けた。
支援物資は備蓄水(490ミリリットル:3840本)、ボックストイレ(100個)、大人用おむつや粉ミルク、液体ミルク、凝固剤(トイレ用)段ボール(同市備蓄分)など。現地は大型車両の通行が難しいためワンボックス車と2トントラックで通常6時間程度で行けるところを10〜12時間かけて輪島市文化会館へ届けた。さらに現地での聞き取りにより集まった情報をもとに23日には割りばしや使い捨てのお椀、下着やごみ袋を届けた。
現地を訪れた2名の同市職員は「想像以上に倒壊家屋が多く、ほとんどの地域が断水状態なためトイレも使えず苦労した。ガソリンも現地では給油しないよう事前に準備。緊急車両などの通行の妨げにならないようう回を重ね、物資を届けた」と。
人的支援としては1日より緊急消防援助隊として同市消防本部より派遣。人命救助や人命検索活動をはじめ、現地での支援を行っている。
8日、すばるホールなど市内3か所で街頭募金を行い47万5898円の募金が集まった。また、公共施設19か所に義援金募金箱を設置し、引き続きの協力を呼び掛けている(設置場所はHPで)。集まった義援金は日本赤十字社を通して被災地に届ける。