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この春から和泉市立青葉はつが野小学校と、隣接する和泉市消防本部中央消防署との間で新たな交流が始まった。
週に1度、朝の登校時間に中央消防署内にいる隊員が手が空いている場合、署の前に出て朝の見守り活動をするというもの。レスキュースーツに身を包んだ隊員達は交通整理用の赤色誘導棒を手に立ち、交差点を通る子ども達の安全をガード。子ども達は隊員のユニフォーム姿やキビキビした動きに「カッコいい!」と大喜び。次々と近寄っていって「おはようございます!」「今日も頑張ってください!」と元気よくあいさつしていた。
この見守り活動は5月下旬に中央消防署からの申し出で始まった。消防司令長の定正嗣さんは「その時に自分達が出来る範囲になりますが、学校・PTA・地域の見守りと一緒に行うことで、子ども達が更に安全に登校できるようにと思って始めました」と活動趣旨を語った。
青葉はつが野小学校校長の杉前洋さんは「大変ありがたいことです。子ども達も消防隊員の皆さんとお会い出来る曜日を楽しみにしているようで、あいさつしに行っていてほほえましい限りです。このように開かれた学校にして、地域全体で子ども達を守っていきたいです」と語った。