NHKは朝の天気予報の際に、仁徳陵を上空から眺めた映像を10年ほど前に放映した。ところが2か月もたたないうちに突然、放映が中止された。
当時の広報部が「仁徳陵をPRする」ために、堺市駅前の高層ビル屋上にカメラを設置したもの。なぜ、放映されなくなったのか。
当時、広報部シティプロモーション担当課長の浦部喜行氏は「屋上のカメラ設置場所に誰かが侵入した。ビルの管理会社から苦情が出たため、撮影を禁止した」と語った。本紙が管理会社に聞いたところ、全く事実無根だと分かった。後日、浦部氏も「デタラメだと言われても仕方がない」と認めた。
この事件は竹山前市長が黙認し、処罰されなかった。その後永藤市長になって、浦部氏が文化観光局長に抜てきされた。
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記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年4月18日)時点のものです。