この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
泉北ニュータウンは酸性土壌なので、ガス管や水道管が鉄製だと侵食されて事故が起きる。45年前、茶山台で蛍光灯を点灯したところ突然ガス爆発し大やけど。当時の府企業局は「土が犯人だとは」とビックリ。各地の道路を掘り起こして、パイプを取り替えた。だが、個人の家の中までは徹底していない。
先日、私の庭沿いの塀の隙間から側溝に水漏れ。業者が調べたら、庭ではなく家の中のパイプが原因。元栓からコンクリートの通路下を通って、風呂や台所の区間がアヤシイ。家をぶち壊わすことが出来ないので元栓から通路を這(は)わせて家の壁に穴をあけて、台所の床下まで新しいパイプをつないだ。大工事だ。チョロチョロなのに修理代35万円。床下の水漏れが10メートルほど離れた溝に出ているなんて、驚いた。「床下が水で陥没していた所もあった」と業者。年に5〜6件こんな例があると言う。と言うことは、他の業者も合わせると、泉北では年間かなりの件数にのぼるらしい。ガス管は大丈夫かな。
泉北も50 年たつと、いろんな個所がガタになってくる。団地や駅前店舗の建て替えでも、酸性土壌に要注意。
(泉北コミュニティ2022年9月15日号)