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堺市、ワクチン接種を迅速化 個別と集団に分散
４月から始まる予定の市民向けの新型コロナウイルスワクチン接種について、堺市は診療所や医院など身近な医療機関での「個別接種」と大規模病院や市施設を使った「集団接種」の両方の手法を使い、迅速な接種を目指すとした実施計画を公表した。希望者が接種を受けやすい態勢を整え、６か月以内の接種完了を目指すという。
市の計画によると、基本は個別接種で、かかりつけの医院や診療所約３７０か所で接種を受けてもらう。集団接種は大規模病院約15か所のほか、各区に常設会場を１か所設ける。
土祝・日・も実施
平日の診療時間内に接種を受けにくい現役世代のために地域会場は土・日・祝日も集団接種を行い、さらに土・日・祝日だけ接種を行う臨時会場の開設も検討している。
市では、接種率を70％と想定。高齢者約16万人、16歳から64歳までの一般市民約34 万人の計50万人の接種を見込んでいる。
国の方針では、４月中旬から高齢者対象の接種が始まり、６月以降、一般向け接種も始まる見通しだが、今後のワクチンの確保や各自治体への配送スケジュールは流動的だ。
このため、市は本格供給の開始から２か月以内に高齢者の接種を完了、一般の希望者も６か月以内の完了を目標にしている。
また、市民からの集団接種への問い合わせに答えるため、市は「新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター」を開設した。受付時間は午前９時から午後５時半まで。９月30日までは土・日・祝日も受け付ける。電話での問い合わせは、０５７０・０４８・５６７（ナビダイヤル）、ＦＡＸは０７２・２７５・５２８８
和泉市も相談窓口
和泉市は３月１日から、「ワクチン接種相談センター」を開設している。平日の午前９時から午後５時までの受付で、フリーダイヤル０１２０・５６７・５８２、ＦＡＸ０７２５・58・６０３９
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