［堺市南区］50〜70歳が大会目指す　音楽に合わせて泳ぐ「リズムスイム」

音楽に合わせて泳ぎながら様々な動きや演技で魅せる「リズムスイム」。競技スポーツのアーティスティックスイミング（18年にシンクロナイズドスイミングから名称変更）と基本動作は同じだが、高度なテクニックを競うのではなく、足のつく深さのプールで音楽に合わせ楽しく泳ぐことを目的としている。

ＮＳＩ光明池スポーツクラブのリズムスイムチームは、指導歴40年以上の瀬古春美さん（緑ケ丘２丁目）のもとで、50歳〜70歳代の18人が、毎年の大会出場をめざし練習に励んでいる。瀬古さん自身は、シンクロのソロ・デュエット経験者。

チームの大会出場回数は19回で、20年に行われた「第40回関西アーティスティックスイミング　マスターズ大会」では、団体でチャレンジ賞を受賞。デュエットでは土師栄美子さん（和田）・喜多香苗さん（河内長野市日東町）が出場した。

仰向けで浮いて足をのばし、両手で水をかくスカーリングだけで移動し、次に片足を水面に対し垂直になるように真っすぐ上げる。まるでバレリーナのように音楽に合わせ優雅に泳ぐメンバー達。77歳の梶谷美智子さん（光明台１丁目）は、普通に泳ぐスイミングに通っていたが、65歳からリズムスイムに夢中に。よさこいも習い、両方とも仲間と一緒に作り上げる楽しみが魅力と。「ここへ来たらみんな女学生になる」と笑うメンバーも。

「全員本当に仲が良く、私も教えていて楽しいです」と手放しでほめる瀬古さん。「クロール・背泳ぎ・平泳ぎの３泳法ができる人は、ぜひ一緒に楽しみませんか」と。

月曜12時半〜１時半、火曜10時半〜12時。

問い合わせはＮＳＩ　０７２・２９６・６１１１