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「六連星(むつらぼし)」をご存じだろうか。おうし座のプレアデス星団=昴(すばる)の和名である。そこから名前をとった「六連花(むつらばな)」というガーデニングボランティア団体が、富田林市のすばるホールに誕生した。
ホール正面玄関横、バス亭の周辺に、花壇スペースとたくさんのプランターがあるが、長らく枯れ木と雑草におおわれたまま放置されていた。3年前、同ホールの理事に就任した秋本美知子さんらが、「富田林の文化の中心地がこれではいけない」と考えたが、予算がない。そこで、長年、地域のガーデニングボランティアに携わってきた麻植(おえ)陽子さん(62歳・河内長野市千代田南町)に相談。麻植さんは園芸仲間などに声をかけ、「六連花」を立ち上げた。
だが、長年放置されたプランターの土は、岩のように固くしまり、作業は困難を極めた。立ち枯れた木も根っこから除去。土作りからやり直し、なるべくお金をかけないよう、それぞれ自宅の庭から採取した種や挿し木を持ち寄った。宿根草を中心にした野趣味あふれる、ナチュラルな植栽にこだわっている。来場者に「キレイになりましたね」
と声をかけてもらえるのが何よりうれしいという。
仲間を募集中。毎月1回、第3金曜日9時から2時間ほど活動。クリスマスにはオーナメント作りなども。問い合わせは、すばるホールの北野さん0721・25・0222
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