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Park―PFI制度(民間企業などによる公園の整備・管理)で大蓮公園(若松台)を運営している南海グループ公園管理団体(代表法人・南海不動産)は、昨年8月にオープンした私設図書館併設のカフェ「THE PARK OHASU」が閉店したと発表した。キャンプサイトの予約も好調だったが、新型コロナウイルスの影響を受け、テナント企業が営業の継続を断念した。現在、新たな事業者による営業再開の準備を進めており、8月ごろに再開する予定。
「THE PARK OHASU」は、旧泉北すえむら資料館の建物を改装してオープンした店舗で、私設図書館併設のカフェのほか、屋外にはキャンプやバーベキューができる施設もある。旧泉北すえむら資料館は、日本を代表する建築家の槇文彦氏が設計した。
事業主体の管理団体は、幅広い世代が活用できる公園を目指して、カフェのほか、市民がマルシェやイベントを開くことのできる活動拠点「LiP ZONE」、オフロード自転車コースなどを整備。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全面オープンは昨年8月にずれこみ、その後も営業に制約を受け、今年のゴールデンウィークも休業を余儀なくされた。
特にキャンプやバーベキューの予約が好調で、大型連休での巻き返しに期待を寄せていただけに今年4月からの緊急事態宣言は大きな痛手だったという。こうした状況を受け、カフェを経営していた事業者が撤退することになった。
今後の営業については、別の事業者が、同様の形態で営業を引き継ぐ予定で、施設図書館併設のカフェやキャンプ・バーベキュー施設も再開する見込み。現在、8月の再オープンを目指して準備を進めている。また、同時期に向かい側の旧収蔵庫の1階にも新しい店が開業する予定。
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Information
THE PARK OHASU
- 住所
- 大阪府堺市南区若松台2丁5