[金剛]魚の調査で2組に栄冠 魚類学会の優秀研究賞など|富田林高

投稿者 記者・ 大西

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9月18日〜20日、日本魚類学会年会がWebで開催され、中学生高校生の部で富田林高等学校の奥川陽平君(2年生)と櫻井哲平君(1年生)が優秀研究賞を、小穴快音君と中村奏斗君(共に2年生)が奨励賞を受賞。

奥川君・櫻井君ペアは、中学生の時からドジョウの研究に勤しみ、受賞経験もある。今回は、ドジョウの中でも生態があまり知られていないオオシマドジョウ(準絶滅危惧種)に着目し、「大和川水系石川におけるオオシマドジョウの生態」というテーマで研究をした。

「資料のない中での調査は、思った以上に大変で、天候に左右されながらも何度も川へ行き、苦労もあったが、賞が取れてうれしい。」と櫻井君。奥川君は、「学会では、オンライン形式の発表だったが、多くの有名な先生方が、自分たちの研究発表のリモートに参加し、興味を持ってくださったことがうれしかった」と。

小穴君・中村君ペアの研究テーマは、「大阪府で繁殖を確認したイワナの生活史」。昨年4月に石川の上流でイワナの稚魚を採集。それをきっかけにイワナの生息域の南限に位置する石川上流域で、繁殖の実態を調査。生活史をまとめた。

「夏でも冷たい上流の水。寒い思いもしたが研究は、全て楽しかった」と小穴君。「データの整理は難しかったが、表やグラフを作っていく中で結果が目に見えてわかり、うれしかった」と中村君。イワナの由来に自然分布の可能性があり、現在、調査中という。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年11月5日)時点のものです。

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