[堺市南区]高齢者がアバターを操作 サンピアに阪大の実験拠点

投稿者 記者・ 横山

サンピア阪大

サンピア2番館に大阪大学の実験拠点となる「大阪大学・株式会社国際電気通信基礎技術研究所・堺市泉北アバタープロジェクト」が誕生した。

アジア太平洋トレードセンター(ATC、大阪市住之江区)で開催されたアバター100実証実験「アバターまつり」に泉北のシニアボランティアが7月13日~19日に同拠点からアバターを遠隔操作し、ATCの来場者と対話やコミュニケーションで参加した。

アバターとは、CG(コンピューターを使って描いた画像)で顔・髪形・服装・持ち物などを自由に選んで作りあげるオリジナルのキャラクター。自分の分身としてネットワークゲームなどで利用されている。

同まつりでは、アバターを介して高齢者になってもその人が培ってきたスキルや経験を生かした働き方や社会参加の方法があるのかを検証する実験で、堺市からの募集に応えた泉北のシニアが協力。

会期中、サンピアの拠点からはパソコンの画面にATCの様子が映り、会場画面にはアバターのキャラクター「ジェネ」が映し出され、ボランティアたちはジェネになりきって館内の買い物客に話しかけた。ボランティアで参加した榮英之さん(庭代台)は「アバターと自分自身のキャラクターが違っていて呼び掛けに応じてもらいにくく苦心しました」と。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年8月4日)時点のものです。

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