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新檜尾台の大山さん
夢殿、金閣寺、五重塔、首里城…。爪楊枝や竹串で寺社仏閣などの建造物の模型を作っているのは、新檜尾台3丁の大山和三朗さん。建物内部の仏像や屋根飾りなど、細部にもこだわった大作ばかりだ。
10年ほど前は、日本庭園や枯山水の庭園を表現した箱庭作りに熱中していた。妻の禮子さんとアイデアを話し合い、石や苔、ビニルホースなど思わぬ材料からミニチュアの世界を生み出していた。
数年前から国宝の建造物などを作り始めた大山さん。完成までに3〜4か月、コツコツと作り上げる。亡くなった禮子さんの代わりに、現在は愛犬の「レイちゃん」が常に寄り添い、製作する大山さんを見守る。
爪楊枝4千本、竹串400本を使った犬山城や、爪楊枝1200本、竹串200本を使った夢殿など、その精密な作りに目を見張る。真っ赤な色や龍の屋根飾りが目をひく首里城の模型は「首里城再建」と名付けた。昨年夏、完成写真を沖縄県に送付したところ、同県知事公室特命推進課から礼状が届いた。「次は錦帯橋を作る予定、アーチ部分をどう
作るか思案中や」と大山さん。
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記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年6月4日)時点のものです。