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10月14日、堺市立南図書館ホールにて、堺市南消防署主催(南防災協会・堺市教育委員会後援)「第45回小学生防火絵画展表彰式」が開催された。
今年は南区の小学校から339作品が参加。各校で3作品ずつ選出された48作品を優良賞、その中からポスターとなる特別賞7作品(最優秀賞、堺市教育長賞、南防災協会長賞、優秀賞3作品、審査員特別賞)を選出。南消防署黒田署長、南防災協会村上会長、堺市教育委員会寺田指導主事から、表彰状と記念品(南消防署で実際に使用された消防ホースをリサイクルし製作されたペンケース=株式会社福永協力)が贈られた。
最優秀賞に選ばれたのは、茶山台小学校5年生の大窪小鳥さん。夏休みの課題として毎日少しずつ制作した。絵を描くのが好きな大窪さんは、普段の生活の中から身近なものを題材にしようと考え、大好きな猫の絵は写真を見ながら丁寧に仕上げた。たこ足配線のコンセント部分を描くのが難しかったそう。「選ばれると思わなかった。とてもうれしい」と笑顔。
寺田指導主事は、「どの作品からも思いが伝わってくる。あなたにしか描けない絵である」と。黒田署長は、「火災予防の願いをひしひしと感じる素晴らしい作品ばかり。今後も啓発活動をしっかり行っていく」と話した。