赤坂台地域会館で10月25日、木本頼子さん(赤坂台4丁)が指導する洋裁教室「アートソーイングスクール」の作品発表会が4年ぶりに開かれた。
コロナ禍前はファッションショーとして、多くの観客の前で自作の服を自らが着て、モデルさながらポーズをきめたことも。今回は教室のメンバーだけが集まり、それぞれ丹精込めて作った世界で一つの服を披露しあった。
始めて間もない人や30年以上のベテラン、姉妹、アクセサリーにも凝った80歳代などが参加した。母や義母、夫の着物を利用した服は、柄をそのまま生かしてワンピースやコートに仕立て直した。少し汚れたものや着る機会がない着物が、上質で華やかな服に生まれ変わっていた。
家族との思い出も披露しながら、工夫した部分やこだわった部分などを説明した。拍手とともに称賛の言葉や質問もあった。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年11月20日)時点のものです。