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光明池のファインプラザで21日に「光明池築造工事と朝鮮人労働者の歴史」の現地学習会が開かれる。和泉市人権協会主催で年1回開かれる現地学習会の一環で27回目となる。
光明池は灌漑(かんがい)用ため池で、1931年から始まった建設工事は山を削って出た土をトロッコで運んで堤防を作るという大がかりなもので、過酷な作業で10人以上の朝鮮人労働者が犠牲になった。5年後の本堤防完成時に朝鮮人労働者慰霊碑が建立されたが、いつの間にか崩れ忘れられていた。
しかし、歴史を風化させてはいけないと、1983年に石碑を再建。2005年に光明池土地改良区が祠(ほこら)を修復し、06年に和泉市人権啓発推進協議会多文化共生部会が日本語とハングルの2か国語の説明板を建立。さらに、95年に和泉市民有志の呼びかけにより、元府立高校教員の三宅美千子さんと共に「和泉市における在日朝鮮人の歴史を知る会」が発足。
日時21日10時〜1時。場所ファインプラザ大阪。フィールドワークで光明池本堤防付近。(動きやすい服装、履物での参加を)。定員20名。参加無料。申し込みはixt0725@gmail.com
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年10月15日)時点のものです。