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泉北鴨谷台3丁住宅3の5棟(階段式住宅)裏の雑木林に「なんじゃもんじゃ」の白い小さな花が咲いている。
なんじゃもんじゃは俗名で、正式名はヒトツバタゴ、モクセイ科の落葉広葉樹。
約10年前から雑木林の一角を花壇にし、UR団地にちなみ「URaガーデン」と名付け、住民有志が世話をして季節の花を咲かせている。
中心となって世話をしている大屋清さんが10年前になんじゃもんじゃの苗木を植え、今年初めてたくさんの花が咲いた。
辻原登著『韃靼の馬』を読んで、雪をかぶったように一面に白い花が咲くというなんじゃもんじゃに興味を持ち、ネットで苗木を購入したという。
「季節によっていろいろな花が咲き、最近までソメイヨシノとハナモモが同時に咲いてピンクの濃淡が美しかったんですよ」と一緒に世話をしている吉田由紀子さんも目を細める。「10年たってやっと花が咲いた。大木になっている10年後も楽しみ」と大屋さん。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年5月5日)時点のものです。