NPO法人いづみ健老大学の同窓会「ひまわり会」。1982年の設立から、41年が過ぎた。同大学の卒業生、関係者、学生らが加入し〝共に元気に人生を楽しもう〞を合言葉に、専攻や年齢の違いを超えて友達の輪を広げている。
1年間に6回ある行事の一つがクリスマス会。昨年12月11日に10回目となるクリスマス会が実施され、パンジョホールに総勢96人が集った。役員らが尽力して準備したのは、男声コーラス・健康漫談・バンド演奏・腹話術とバラエティに富んだ演目の数々。懐かしい歌に耳をかたむけ、笑いに心を満たされる時間を過ごした。
今回初めて出演した「食育亭卯舞(うまい)」さん(御池台)は、元管理栄養士の経験を生かしてお笑い福祉士として活躍中。「食事は体の栄養、笑いは心の栄養」と、老いなどをテーマにした楽しい川柳を紹介しながら、軽妙な語り口で笑いをとる。卯舞さんが会場の前列に着席していた会員にマイクを向けると、かけ合い漫才のような楽しい受け答えとなり一気に和やかな雰囲気に。「SOS(砂糖・オイル・塩)は取りすぎない」など、覚えやすい標語を楽しく学び、笑顔が広がった。
澤田建水会長は「秋のバスツアーもクリスマス会も盛況で、充実した一年でした」と振り返った。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年1月21日)時点のものです。