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甘いマスクと美声が魅力的な、西山台出身のシンガー・ソングライター、西浦秀樹さん(40歳)。現在は東京を中心に活動。2020年に、大阪狭山市特命大使に就任し、大阪狭山の魅力を発信している。
優しい雰囲気の西浦さんだが、苦労人でもある。歌うことが好きで、19歳で芸能界に入ったものの、レッスンするだけの日々に焦りを感じた。居酒屋で働きながらお金をため、「一旗揚げたい」と東京へ。05年に『指輪』でデビューするも状況は厳しく、車に寝泊まりしながら全国を周り、自らレコード店に売り込んだり、夜の店で流しをしたりした。
転機となったのは、東日本大震災の際、東北への応援歌として作った『GloryDays』が、高校野球岩手県大会のメインテーマ曲に選ばれたことだった。
曲は人気を呼び、岩手三陸地方でのライブ活動と共に、復旧支援活動も続けている。また、昨年のNIKKEI社歌コンテストでは、堺市の企業の社歌を制作し、見事「想いが伝わる賞」を受賞した。
故郷・大阪狭山への思いをつづった『好き』では、人々の優しさや市民協働の精神など、西浦さんが愛してやまない大阪狭山の魅力を歌詞に乗せて歌っている。
地域のイベントにも積極的に参加。さやま音頭の音頭をとるなどし、地域活性化にも貢献している。YouTube『西浦秀樹の昭和歌謡チャンネル』は毎週月曜更新。
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