泉北平均坪31・8万
国土交通省が公表した2025年1月1日現在の公示地価によると、大阪圏の住宅地は4年連続で上昇、変動率も昨年の1・6%から2・1%へと上昇幅が拡大した。しかし、泉北ニュータウンの住宅地における平均変動率は0・6%と大阪圏全体からみるとわずかな伸びにとどまった。
ニュータウンの標準地のうち、最も変動率が高かったのは高倉台で、プラス2・9%。昨年の3・0%には及ばなかったが、比較的大きな幅で上昇が続いた。坪当たり35万6千円。
変動率がマイナスとなったのは御池台と槇塚台で、御池台は1平方メートル当たり300円下げ、坪当たり26万1千円。槇塚台は同100円下げ、坪当たり27万4千円となった。
茶山台は昨年、変動率プラス2・5%と比較的高かったが、今年は動きがなく、坪当たり33万3千円。
人口増のはつが野 1.4%上昇で坪22万円
和泉市では、のぞみ野が比較的上昇幅が大きかったものの、昨年の変動率プラス1・9%に比べると、今年は1・7%と、上げ幅は縮小した。坪当たり32万9千円。人口が増えているはつが野は昨年のプラス0・9%から1・4%に上げ幅を伸ばし、坪当たり22万円だった。
堺東と中百舌鳥駅前は11 ・8%増
一方、駅前の地価は堺東駅前と中百舌鳥駅前がともにプラス11・8%と高い変動率をはじき出した。堺東駅前は坪当たり313万5千円、中百舌鳥駅前は309万9千円となった。
和泉中央駅前は、22年まで変動率の上昇幅がコンマ以下だったが、24年以降は泉ケ丘駅前を上回る上げ幅となっている。坪当たりに換算すると、泉ケ丘駅前は58・1万円、和泉中央駅前は52・1万円。
泉ケ丘駅前に注目
なお、11月に予定されている近畿大学病院の移転で、泉ケ丘駅前の推移が注目される。
地価公示法に基づき国土交通省が標準的な地点(標準地)を選定し、毎年1月1日時点の価格を判定したもの。土地取引や公共事業の補償算定などの基準になる。


