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中学校での全員喫食制の完全給食実施を目指している堺市は4月8日、南区桃山台と中区の2か所に設置する給食センターについて整備・運営にあたる業者の募集を開始した。設計・建設から管理・運営まで事業者に委託するPFI方式での整備で、提案の受付は7月15日まで。年内に、それぞれのセンターの事業者を決定する。
計画案によると、給食実施にあたって、1万6千食規模の市立第1学校給食センター(仮称)と8千食規模の市立第2学校給食センター(同)を設置。第1センターは中区八田西町の泉北水再生センター内敷地約2万2600平方メートル、第2センターは南区桃山台の栂給食センター跡地約6700平方メートルを予定。
年内に業者が決まった後は、年明けから設計、建設を進め、24年度末までにセンターを完成させ、25年度から給食を実施する。
南区は25年の4月から実施
現在、桃山台の予定地には小学校給食の食材の管理などを行う市学校給食協会の事務所や倉庫があるが、23年4月以降、原山台東小学校跡地へ一時的に移転。その後、第1センターの敷地内に移転する予定になっている。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年5月3日)時点のものです。