富田林市の全国学力テスト 小6算数平均上回る 中3英語「話す」領域も

投稿者 記者・ 大西

全国学力調査

文部科学省は4月18日実施の小学6年生と中学3年生対象「全国学力・学習状況調査」の結果を7月末に公表した。今年は、中学生が国語、数学の他4年ぶりに英語が加わった。

各市教育委員会によると、大阪狭山市では小学生の平均正答率は算数が63%で全国平均を上回ったが国語が66%と全国平均よりやや下回り、「文章を読んで理解したことに基づいて自分の考えをまとめること」に課題が見られた。中学生は国語が69%で全国平均よりやや下回ったが英語の47%は全国平均を上回り、中でも英語の「聞く」領域では全国や大阪を5ポイント以上も上回る正答率の問題もあった。ALT(外国語指導助手)の授業でネイティブな発音を正確に聞き取る学習経験が生かされたという。

富田林市では小学生の平均正答率は算数が64%で「数と計算」「図形」「変化と関係」の領域で全国平均を上回った。中学生は全教科とも全国平均をやや下回る結果となった。しかし、英語の「話すこと」の領域では、全国平均を上回った。全国では「話すこと」の領域は全5問で12・4%と低い正答率だったが、同市は1~4問目の「やりとり」で0・6ポイント、5問目の「発表」では0・9ポイント高かった。

日頃、英語の授業の中で、生徒同士が学んだことを使った会話をしたり、即興で英語のやり取りをしたりなどコミュニケーションを大事にしている成果だと市教委。

授業以外の勉強時間「2時間以上」4割も

中3生の学習状況調査では授業時間以外に平日1日どれくらい勉強しているかの問いに「2時間以上」に入っている生徒が全国(33・7%)より大阪狭山市7ポイント以上、富田林市で8ポイント以上高かった。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年10月26日)時点のものです。

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