今年4月、若松町1丁目に人権文化センターが移転し、新たに富田林市立多文化共生・人権プラザTONPAL(とんぱる)が開館した。
同プラザは「人権教育・啓発活動、多文化共生、男女共同参画、市民活動・交流の促進」がコンセプトの、誰もがいつでも利用できる新たな拠点施設だ。これまでの人権や生活に関する相談窓口に加え、近年急増する外国人市民の様々な困りごとに対応するため、多言語対応の「外国人相談窓口」を新たに開設した。
女性の法律相談
また、男女共同参画センターウィズでは、7月から女性弁護士による「女性のための法律相談」を開始。SDGsが掲げる「誰一人取り残さない」という理念を実現するため、全ての人が安心して暮らせるまちづくりを目指している。「TONPAL」という愛称には「富(とん)田林の仲間(PAL<ぱる>)として市を盛り上げ、そうした仲間が繋つながれる場所に」との思いが込められている。施設のロゴには性的少数者を象徴するレインボーフラッグと同じ6色を使用し、多様性を尊重する施設であることを表現。性別や性自認に関わらず使える「みんなのトイレ」も設置。各種講座や展示も開催しているので、お気軽にお越し下さいと同プラザ。
月〜金9時〜午後9時。土日9時〜5時半。0721・24・0583