子どもの割合が高い大阪狭山市 池尻中では18%も 高齢者の割合二極化

投稿者 記者・ 上木

狭山NT年齢別人口202503

東くみの木や狭山は20%台、大野・西山台4割に

大阪狭山市が公表した人口統計によると2025年3月末現在の人口は5万7551人で昨年同時期と比べ293人減少した。世帯数は昨年より65世帯増加し2万6425世帯となった。平均年齢は47・1歳で0・3ポイント上昇となった。

総務省人口推計(2024年度)によると、総人口のうち子ども(0~14歳)の占める割合は過去最低の11・3%、65歳以上の占める割合は過去最高の29・3%という。

市全体では子どもの占める割合は13・5%と高く7・4人に1人の割合、高齢者が占める割合は28・3%とやや低く3・5人に1人が高齢者となった。

狭山タウンとその周辺の街区でみると、子どもの占める割合が最も高いのは池尻中で18・0%となり全国水準、市全体より極めて高い水準だ。子どもの人口では、池尻中は697人で前年より13人増加、大野台は731人で前年より10人増加している。

また、高齢者の占める割合が特に高いのが大野台で40・1%、次いで西山台で40・0%、今熊7丁目で39・5%といずれも2・5人に1人が高齢者と全国水準、市全体を大きく上回るが、東くみの木では27・3%、狭山で25・2%、池尻中で23・7%と全国水準、市全体より低い水準であることが分かる。

15 ~64歳、狭山や東くみの木で6割超

生産世代と言われる15~64歳の割合を見ると、最も高かったのは狭山で63・3%、次いで、東くみの木で60・2%、池尻自由丘は60・1%、池尻北は59・6%と市全体の58・2%を上回った。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年5月15日)時点のものです。

泉北・金剛さやまコミュニティでは、新しいお店の情報や季節の移り変わりなど、いろいろな情報を募集しています。
投稿・情報提供いただき、採用された方から抽選でプレゼントを進呈しています。お気軽に投稿してください。

狭山NT年齢別人口202503
最新情報をチェックしよう!