[富田林市]府下初の「おむつ定期便」生後2か月〜満1歳 配達員が見守りも

投稿者 記者・ 大西

おむつ定期便出発式

富田林市では1月から府下初の「富田林市見守りおむつ定期便」事業を実施。 1月9日、同事業を業務委託する大阪いずみ市民生活協同組合の富田林共同購入センターで出発式が行われた。

0歳児のいる家庭に見守り配達員が毎月、おむつ等1500円相当の子育て用品を届けることで乳児と保護者の見守りをする子育て支援サービス。
市は一昨年に発生した2歳児死亡事案を受け、子育て世帯への声掛けや見守り支援と物価高騰等の経済的支援を目的としている。
生後2か月から満1歳の誕生月の最大11か月間が対象。例年、富田林市の出生数は約600人程。1月の対象者(23年4月2日以降生まれた乳児対象)は約350件となる。

子育て経験者と知識のある4人の見守り配達員が担当地域を配達。配達員は子育て情報や行政サービスを紹介する他、毎月訪問することで育児の不安や悩みを相談できる信頼関係を築いていく。また、訪問時、赤ちゃんの健康状態などもタブレットでチェックし市は全データの管理を行う。さらにデータを基に月に1度、市の職員と見守り配達員との会議を開き案件によっては市からのアプローチもあるという。

厚労省の調べでは児童虐待の死亡事案は0歳児が4割強と1番多い。市は孤立しやすい0歳児のいる保護者と関係性を築くことで1歳を過ぎても子育て支援サービスの利用へつなげていきたいという。

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記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年2月8日)時点のものです。

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