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富田林市は富田林災害ボランティア「スクラム」と災害時にドローン(小型無人飛行機)を活用した支援協力の協定を結んだ。災害ボランティア「スクラム」は、14年から「災害に強い町、安心して住める町づくり」を団体理念とし、行政だけでは対応できない細やかな対応ができるボランティア団体として活動している。その中でもドローン部会は、専門的な分野となり災害時において各関係自治体防災部署との連携が期待される。19年には消防本部ドローン隊と合同練習を開始した。しかし具体的な操縦練習を始める前に新型コロナ感染症の影響で合同訓練は頓挫。今は以前より行動制限が緩和されたので「これから活動計画を立て、消防本部との役割分担など具体的な内容を決めていきたい」とドローン部会部長の相島さん。「行政と情報を共有した上で災害状況等の空撮映像の提供や災害後の罹災証明の協力など早期復旧に役立てたい」と今後の意気込みを語ってくれた。近年、多方面で活躍が期待されるドローンだが多くの法的規制をクリアしなければ飛ばすことが出来ない。同部会は法令に沿ってより安全を確保した上での飛行が大原則と強調。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年1月11日)時点のものです。