[堺市]泉北3駅の再整備 11億7千万を計上 22年度の当初予算案

投稿者 記者・ 山本裕

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スマートシティ推進も

堺市は、2022年度の当初予算案を発表した。泉北ニュータウン関連の予算では、泉ケ丘駅前と栂・美木多駅前、光明池駅前の駅前再編整備事業に11億7千万円を計上。このうち、泉ケ丘駅前には8億5千万円、栂・美木多駅前には3億774万円かけて整備を進める。光明池駅前活性化のビジョン策定には418万円。

府から引き継いだビッグバンの管理運営事業に1億5千万円。また、ニュータウン内でのスマートシティ構想を推進するための実証実験などに取り組むため、1600万円を計上した。

南区内での建設を中止した児童自立支援施設をめぐっては、柏原市にある大阪府の施設内に新たな寮を建設するための設計費や施設改修費などとして2千万円を負担する。

このほか、中学校給食の完全実施に向けた準備として2億円も計上した。

また、市全体では一般会計4267億円、特別会計約2540億円、総額約7697億円。一般会計は前年度より31億円(0・7%)増加して、過去3番目の規模となった。

市税収入は過去最高

一般会計予算案によると、歳入の約3割を占める市税収入は前年度比で約56億8千万円(3・9%)増えて、1516億8千万円に。新型コロナ感染症拡大前の19年度予算の水準にまで回復し、過去最高となる見込み。個人、法人ともに市民税が前年度より大幅に増える見通しだという。

市の借金にあたる市債発行額は、150億8千万円減って372億3千万円。市総合防災センター整備が終わり、臨時財政対策債が115億1千万円減った。

歳出は人件費や扶助費、公債費の義務的経費が2670億4千万円で前年比72億1千万円(2・8%)増。歳出に占める割合は62・6%となった。

一方、公共事業などの投資的経費は300億3千万円で、70億3千万円(19・0%)減った。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年3月9日)時点のものです。

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