この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
卒園の思い出に大喜び
3日、原山台幼稚園でお茶会が開かれた。お茶会は茶道体験で、卒園を控えた年長児に日本の伝統文化に触れる機会を設けたいと、2018年から行事化。
ひな人形と桃の花が飾られた会場ホールに入ると、普段は元気いっぱいな園児達もちょっぴりおすまし。園長の小門(こかど)祐子さんが「原山台幼稚園のお茶会へようこそ!」と開会の言葉を述べた。茶道をある程度本格的に体験出来るようにと、菜の花模様の懐紙に載せた三色団子、茶碗に子ども用に薄めに点(た)てた抹茶が出された。先生が茶碗を帛紗(ふくさ)に載せ、一人ひとりの元にしずしずと運んだ。事前に先生から作法を教わって練習していた園児達はぴょこんとお辞儀して、真剣な表情で茶碗を小さな手に載せていただいた。女の子達は大人びた様子で抹茶を味わい、「おいしい!」と目を輝かせておかわりをリクエスト。一方、男の子達は無邪気に「にがっ」と声をあげ、抹茶の泡に興味津々の様子で、お友達と見せ合いっこをしていた。茶碗を回す作法にチャレンジする子も多く、茶道体験は大好評。
最後はおひな様の前で記念撮影し、卒園前の春らしい思い出のひとコマになった。
#堺市南区 #原山台 #原山台幼稚園 #茶道体験 #伝統文化 #抹茶