熟年バンドがCD制作 売り上げを東北の子支援に

投稿者 記者・ 浅利

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 熟年バンドとして泉北を拠点に活躍中の「ENくれ〜じ〜どっぐす」が、男性メンバー二人の古希記念にシングルCDを制作した。1枚500円で販売し、そのうち100円を被ばくした東北の子らの検査費用としてNPO法人に寄付する。「CDが子どもたちの未来に少しでも役立てば」と、協力を呼びかけている。

 竹城台にある喫茶&レンタルスペース「はっぴいえんど」に集まった縁(EN)で出来た同グループ。メンバーは古希の二人、ドラムの我妻勉さん(和田東)、ベースの丸山雅章さん(原山台)と、ボーカルの中辻律子さん(竹城台)、ピアノの坂田勢津子さん(同)、クラリネットの河村美保子さん(北区金岡町)の計5人。週1回「はっぴいえんど」に集まってオールドジャズやオリジナル曲を練習している。同所でサックス教室を開いているアロージャズオーケストラのテナーサックス奏者・宮哲之さんから指導を受け、サウンドを磨いてきた。

   CD制作では、宮さんが助っ人としてクラリネットを演奏。コーラスの天羽貴美子さん(高倉台)と吉田久美子さん(竹城台)も加わって『The Riverside village』『RIの詩(リツコのブルース)』など4曲を収録した。

 これまで光明池まつり、和泉の国ジャズストリートなど地元のイベントのほか、高槻、西成などのジャズイベントに出演、活躍の場を広げてきた。「自分たちの生きた証」だという記念CDを、NPO法人「いわき放射能市民測定室たらちね」への寄付を通して子どもたちの未来へ、そして泉北から東北被災地へ、つなげていきたいと願っている。「はっぴいえんど」072・296・0029

記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年1月18日)時点のものです。

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