18日・20日、さやかホール1階展示ホールで「荒川泰藏アンティークラジオ・蓄音機コレクション展」が開催される。入場無料。
所蔵者の荒川さん(85歳・狭山2丁目)は、アマチュア無線家で「大阪狭山ラジオクラブ」会員であり、ラジオの愛好者。大手企業に勤務中、出向したアメリカやイギリスで、趣味のアマチュア無線の延長としてアンティークラジオ愛好者の団体にも入会し、それらの集まりに参加する中、フリーマーケットなどでこれらを収集したそう。
日本でラジオ放送が始まる以前の「鉱石ラジオ」を含むアンティークラジオや、エジソンが発明した初期の円筒型レコード用を含む蓄音機など約25台が並ぶ。さらに、壁面には郵趣家でもある荒川さんの、ラジオにちなんだ郵便切手のコレクションから「ラジオ放送と受信機(ラジオ放送開始100周年を記念して)」などの郵趣作品を展示。こちらでラジオの歴史を見るのも一興。
また、ワークショップのブースを設けており、希望があればラジオの中を開けて見せてくれるそう。鉱石ラジオや真空管ラジオの内部構造や配線などを、荒川さんから直接説明してもらえるかも。撮影も可。蓄音機でSPレコードの演奏も可能なので、歴史や音楽、先人たちの技術に思いをはせてみては。
Information
以下の情報は2023/02/17時点のものです
SAYAKAホール(さやかホール・大阪狭山市文化会館)
- 電話番号
- 072-365-8700
- 住所
- 大阪狭山市狭山1-875-1
- 営業時間
- 9:00~22:00
- 定休日
- 火曜休館(祝日除く)
- 駐車場
- あり