錦織公園「河内の里」の畑では約220本もの河内木綿由来のワタを大切に育てている。府営公園では唯一で、この辺りでの栽培規模は最大級となっている。
ワタの花は例年7月末に咲き始め、8月初めに見頃を迎えるが、今年はワタの生育が遅いという。9月中旬にはワタの実(コットンボール)が見頃となる。
ワタはアオイ科の植物で、ワタ属の植物の総称である。現在世界で栽培されている綿花は4種に分類される。河内綿はアジア綿(アルボレウム)に属し、江戸時代は高品質な〝河内木綿〟として諸国に出荷された。ここ南河内地域においても綿づくりが盛んに行われ、寺内町(現富田林市)の木綿問屋が栄えた。
身近な木綿として衣類などに使われてきたワタだが、黄色い花が咲き、コットンボールができ、それを糸として紡ぐ工程は意外と知られていない。ワタの花は同じアオイ科のオクラの花に似ているが、実が全く違うのが面白い。
河内の里の開園時間は9時半~4時半まで。
10月12日のパークフェスタでは、ワタ摘みを体験できるワークショップが開催予定。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年7月28日)時点のものです。

